空想する事。夢を見る事。夢を描く事。人は小学校に入学(下手したら幼稚園からかもしれないが)した時から「社会」から浮かず、溶け込ませ、「社会」に従順な兵隊を作らせる。いつからか働くものが一番「偉い」という理の中で生きる事になる。しかし、どんな子供でも一度は「夢を見る」「夢を描く」。なぜ、忘れるのか。日々に忙殺される。もう一度、そんな時でも、何歳になっても「夢を描く」事を辞めない若い世代が増える事が私の願いの一つである。この作品はどんなに古びても人にバカにされても空を飛ぶ事を夢見た亀と天空に憧れた人々の理想郷を描いた作品です。