脈打つ鼓動。感情の根源。人の笑顔になる時の鼓動と苦しい時の鼓動は身体に様々な変化をもたらす。笑顔の時の鼓動は心を軽くして新鮮な「赤」い血を流す。それは身体中の細胞に新鮮な空気を行き渡らし、健康的にしてくれる。反対に苦しい時、辛い時、悲しい時などの「負」の感情を感じると、人はより強い「痛み」を感じる。幸せな時に感じる鼓動よりもより強く、しかしとても鈍く。その血液は身体だけではなく、「心」に壮大なダメージを与える。ただ、その感情はより強い「1」を創り出す。私の作品作りの根源はやはり、人が感じる「正」と「負」の感情が多いが、この作品は「負」がメインかもしれない。
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